中国EV「BYD」 、1‐8月の日本累計販売台数は1484台 前年比112%増

AI要約

中国の電気自動車最大手BYDが2024年8月の世界販売台数で過去最多を更新し、日本でも好調な売れ行きを見せている。

BYDの日本法人によると、日本での販売台数は増加傾向にあり、6月に発売されたSEALシリーズも人気を集めている。

女優の長澤まさみさんを起用したテレビCMやSEALシリーズに特化したマーケティングが売り上げに寄与している。

中国EV「BYD」 、1‐8月の日本累計販売台数は1484台 前年比112%増

中国の電気自動車(EV)最大手「比亜迪(BYD)」が発表した2024年8月の世界販売台数は、前年同月比35.3%増の37万3083台だった。単月の販売台数としては3カ月連続で過去最多を更新した。

BYDの日本法人「BYD Auto Japan(BYDオートジャパン)」によると、8月の日本販売(登録)台数は298台で、3月の353台に次ぐ過去2番目の台数だった。1~8月の累計販売台数は、前年同期比112%増の1484台となった。

6月に発売した日本3車種目のスポーツセダン「SEAL(シール)」は、RWD(後輪駆動)モデルは航続距離640kmで価格は528万円(税込)、AWD(四輪駆動)モデルは航続距離575kmで価格は605万円(税込)となっている。8月末時点のSEALシリーズの累計受注台数は425台で、内訳はRWDが70%、AWDが30%だった。

女優の長澤まさみさんを起用したテレビCM「ありかも、BYD!」で全国的な知名度が高まったことに加え、SEALシリーズに特化した「PERFECT or NOT ? 答えは試乗で」と題したテレビCMなどのマーケティングが売れ行きに貢献しているという。

(36Kr Japan編集部)