ウクライナ軍 ついに“ロボット犬”を戦場に投入か 犬型だからこそ優れている点とは?

AI要約

ウクライナ国防省が戦場で使用されている偵察用のロボット犬を動画で公開しました。公開されたロボット犬は、ホルティツィア作戦戦略グループで使用されているものとのことです。

ロボット犬は、ユニツリーロボティクスから一般販売されている「Unitree Go2」と似ており、性能強化版の「BAD Two」である可能性が高いです。動画では、その性能や特徴が解説され、4足歩行で森林での活動に適していたり、様々な任務を遂行することができると述べられています。

ロボット犬は偵察だけでなく、地雷やIEDの検知、弾薬や医薬品の運搬も可能であり、オペレーターだけでなく前線の兵士も偵察情報を確認できるようです。

ウクライナ軍 ついに“ロボット犬”を戦場に投入か 犬型だからこそ優れている点とは?

 ウクライナ国防省は2024年9月9日、戦場で使用されている偵察用のロボット犬を動画で公開しました。

 公開されたロボット犬は、ホルティツィア作戦戦略グループが使用しているものとのことです。

 この偵察用ロボット犬は、ユニツリーロボティクスから一般販売されている「Unitree Go2」に形状がよく似ています。実はウクライナ国防省は、8月に「BAD One」という「Unitree Go2」に似たロボット犬を公開しており、今回公開されたのは同機種か、機密情報扱いで非公開だった性能強化版の「BAD Two」の可能性も高いです。

 投稿された動画ではロボット犬の性能が解説されています。4足歩行のため森林での活動に適しており、背も低いのでカモフラージュを施すとかなり見えにくいとのことです。

 また、偵察のみならず、地雷や即席爆発装置(IED)の検知、最大7kg分の弾薬や医薬品を運ぶこともできるとされています。偵察情報はオペレーターのほかに、前線で一緒に行動する兵士もスマートフォンのような情報端末で確認できるようでした。