クルマ好き「じいじ」のΣバン【5】「チャイルドシートを付けられるようにしたら完成じゃ」
オーナーがレアな三菱ギャランシグマ1600エステートバンを自作技でフルレストアし、ハイクオリティーなカスタム&チューンを施した記事。
インテリアの劣化した部分を丁寧にリペアし、オーディオやチャイルドシートを取り付ける日を楽しみにしているオーナーのストーリー。
3年かけて完成した車両は、新車時を超える美しさを誇り、オーナーと孫娘たちが楽しむ旧車イベントに出かける日が近い。
ただでさえ珍しいモデル。そのうえ、バンだ。パーツの入手が困難なこと必至のこのレア車を、オーナーは、持ち前の自作技を駆使してフルレストア。そして驚くほどハイクオリティーに、カスタム&チューン。ボディの下までサビひとつない美しさ。その上質な輝きは新車時を超える!?
【1977年式 三菱 ギャラン シグマ 1600 エステートバン Vol.5】
コブラに交換したシートと、momoで小径化したステアリング以外、ほぼスタンダード仕様をキープしたインテリアは、実は、もっとも劣化が進んでいた部分であり、一番時間を要している。
ダッシュは再成形し、表皮を張り替え。パネル類は、すべてペイント。マット類は、自身で型紙を作ってオーダーしたワンオフもので、純正をも超えるクオリティーで仕上げられている。
「当時モンのオーディオ(クラリオン・シティコネクション)を付け、チャイルドシートを付けられるようにしたら完成じゃ」。作業開始から3年。オーナーが、大好きな旧車イベントに、孫娘たちと出かけられるようになる日は、もうすぐそこだ。