楽天モバイル「シニア向け割引プラン」開始…携帯各社の価格競争激化

AI要約

楽天モバイルが高齢者向けの割引プランを開始し、激しい価格競争が再燃している。

楽天は携帯市場に参入してから様々な割引プランを導入し、契約数は増加中。

NTTドコモやKDDIもそれぞれのオンラインプランを強化し、価格を軸とした競争が激化している。

楽天モバイルが65歳以上の高齢者向けの割引プランを始めると発表しました。携帯大手の間では、楽天を意識したプランの導入が相次いでいて、価格を軸とした競争が再び激しくなっています。

楽天モバイルが始めたのは65歳以上の高齢者向けの割引プランで、毎月110円分の楽天ポイントの還元などを行います。

楽天モバイルは今年に入ってから家族や学生、子ども向けの割引プランを相次いで導入し、直近の契約数は785万回線に上っています。

楽天はモバイル事業に参入した2020年以降、赤字が続いていますが、楽天モバイルの鈴木共同CEOは「1000万回線も視野に入っている」とし、黒字化に自信をのぞかせました。

通信料金をめぐっては、NTTドコモがオンライン手続きプラン「ahamo」について、来月から、月間データ量を20GBから30GBに増やす一方、料金は2970円に据え置き、割安感をアピールしています。

また、KDDIもオンライン専用プラン「povo」で楽天を意識したプランを導入していて、携帯大手の間で価格を軸とした利用者の獲得競争が激しくなっています。