FRB、0.5%利下げの強い論拠ある=ダドリー前NY連銀総裁

AI要約

ダドリー前ニューヨーク連邦銀行総裁は米国で50ベーシスポイントの利下げを実施する強い論拠があるとの認識を示した。

金利は現在、米経済の中立金利を150-200bp上回っているとし、利下げの必要性を強調。

ダドリー氏は以前、7月の利下げ開始を呼びかけ、米国債利回りの低下が報じられた。

FRB、0.5%利下げの強い論拠ある=ダドリー前NY連銀総裁

[シンガポール 13日 ロイター] - ダドリー前ニューヨーク連邦銀行総裁は米国で50ベーシスポイント(bp)の利下げを実施する強い論拠があるとの認識を示した。

シンガポールで開催されたブレトンウッズ委員会主催の「金融の未来フォーラム」で「実際に実施するかどうかは別だが、50を支持する強い論拠はあると思う」と発言。

金利は現在、米経済の中立金利を150-200bp上回っているとし「問題は『なぜ始めないのか』ということだ」と述べた。

ダドリー氏は以前、連邦準備理事会(FRB)に7月の利下げ開始を呼びかけていた。

13日アジア時間の米国債利回りは低下。来週の利下げ幅が25bpになるか50bpになるか予断を許さない可能性があるとするメディア報道を受けた。