FRB、利下げ幅決めかねているとの報道も-50bp織り込み若干拡大

AI要約

米連邦公開市場委員会(FOMC)の17、18日の会合で、0.5ポイントの利下げが決まる可能性が上がった。

政策担当者らが利下げ幅をどうするか検討中で、0.25ポイントか0.5ポイントかで悩んでいる。

スワップ市場では利下げ幅が拡大する可能性が高まり、次回の利下げ幅は約28bpが予想されている。

FRB、利下げ幅決めかねているとの報道も-50bp織り込み若干拡大

(ブルームバーグ): 米連邦公開市場委員会(FOMC)の17、18日の会合で、0.5ポイントの利下げが決まる可能性を巡り、スワップ市場に反映される確率が12日に若干上昇した。政策担当者らが利下げ幅を決めかねていると米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた。

今後数カ月で複数回の利下げが可能という確信が強まったと示唆してきたこともあり、従来型の0.25ポイント利下げか、より大幅な0.5ポイントとするか当局者は難しい判断に直面しているとニック・ティミラオス記者が伝えた。

オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)9月限は一時約3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し、約5.04%となった。市場が織り込む来週の利下げ幅は約28bpと、11日終了時の26bpから拡大した。

原題:Market Odds of Half-Point Rate Cut Edge Higher After WSJ Report(抜粋)

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