キリン、ファンケルTOB成立

AI要約

キリンホールディングスがファンケルのTOBを成立させ、年内完全子会社化を目指す。

ファンケルは健康食品製造などを手掛けており、成長見込みの健康関連事業を強化するための取り組み。

ビール市場の伸び悩みに対応し、新たな成長領域に注力する動きを示す。

 キリンホールディングス <2503> は12日、健康食品製造などを手掛けるファンケル <4921> に対し実施していたTOB(株式公開買い付け)が成立したと発表した。年内をめどに完全子会社化する。ビール市場が伸び悩む中、成長が見込める健康関連事業を強化するのが狙い。