日経平均、「1,213.50円高」の36,833.27円で取引を終了…8営業日ぶりの上昇となった要因を解説【9月12日の国内株式市場概況】

AI要約

2024年9月12日(木)の日経平均株価は8営業日ぶりに上昇し、前日比1,213.50円高の36,833.27円で取引を終えました。

ドル円の為替相場が円高一服や割安感から幅広い銘柄に買いが入ったことが要因でした。

さらに、電気機器や機械などの業種が特に好調でした。

日経平均株価の寄与度上位はファーストリテイリング、アドバンテスト、ソフトバンクグループなどでした。

寄与度下位は第一三共、伊藤忠商事、日清製粉グループ本社が挙げられます。

東証プライム市場での個別株式の値上がり率上位にはさくらインターネット、ネットプロテクションズホールディングス、ジェイテックコーポレーションがランクイン。

一方、値下がり率上位には関電工、太平電業、メディパルホールディングスが含まれました。

日経平均、「1,213.50円高」の36,833.27円で取引を終了…8営業日ぶりの上昇となった要因を解説【9月12日の国内株式市場概況】

2024年9月12日(木)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。

9月12日の日経平均株価は8営業日ぶりに上昇し、前日比1,213.50円高の36,833.27円で取引を終えました。

昨日は1ドル=141円台で推移していたドル円の為替相場が本日は1ドル=142円台で推移し、円高が一服したことを手掛かりに輸出関連株を中心に買われました。また、前日まで3,000円以上下落していたこともあり、割安感から幅広い銘柄に買い注文が入ったとの見方も。

日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが222銘柄、値下がりが3銘柄。

日経平均株価の寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、アドバンテスト〈6857〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、東京エレクトロン〈8035〉、信越化学工業〈4063〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、第一三共〈4568〉、伊藤忠商事〈8001〉、日清製粉グループ本社〈2002〉となりました。

また、東証プライム市場の売買高は18億6,400万株で前日と比べて減少した一方、売買代金は4兆2,134.73億円となり、わずかに増加。

業種別では全業種が上昇し、電気機器、機械、非鉄金属、輸送用機器械、海運業の上昇率が高くなりました。

 東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がさくらインターネット〈3778〉で+700円(+18.32%)の4,520円、2位がネットプロテクションズホールディングス〈7383〉で+40円(+14.44%)の317円、3位がジェイテックコーポレーション〈3446〉で+189円(+12.89%)の1,655円となりました。

一方、値下がり下位は、1位が関電工〈1942〉で-89円(-3.96%)の2,158円、2位が太平電業〈1968〉で-160円(-3.07%)の5,060円、3位がメディパルホールディングス〈7459〉で-77.5円(-2.92%)の2,580.5円で取引を終えました。

なお、年初来高値を更新したのは32銘柄、年初来安値を更新したのは3銘柄でした。