日経平均は「6日続落」56.59円安の36,159.16円で取引終了…指数の上値を抑えるこれだけの要因【9月10日の国内株式市場概況】

AI要約

2024年9月10日の日経平均株価や個別銘柄の動きについて報道。

特に、米大統領選関連や株価指数先物・オプション9月物特別清算指数の影響に注目。

業種別騰落ランキングや値上がり・値下がり株式の詳細も報告。

日経平均は「6日続落」56.59円安の36,159.16円で取引終了…指数の上値を抑えるこれだけの要因【9月10日の国内株式市場概況】

2024年9月10日(火)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。

9月10日の日経平均株価は、国内外で控える重要イベントを前に方向感を欠く動きとなりました。前日の米ハイテク株高を受けて国内でも半導体関連銘柄が買われたものの、日本時間11日午前は米大統領選の候補者である民主党のハリス氏と共和党のトランプ氏によるテレビ討論会、同日夜には8月の米消費者物価指数(CPI)の発表が控ていることに加えて、13日には株価指数先物・オプション9月物の特別清算指数(SQ)算出を前に、ポジション調整の売りが優勢に。日経平均は一時300円を超える上げ幅を記録したものの、結局は前日比56.59円安の36,159.16円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが86銘柄、値下がりが138銘柄、変わらずが1銘柄。

日経平均株価の寄与度上位は、東京エレクトロン〈8035〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、アドバンテスト〈6857〉、リクルートホールディングス〈6098〉、コナミ〈9766〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度下位は、第一三共〈4568〉、ファーストリテイリング〈9983〉、テルモ〈4543〉、TDK〈6762〉、ダイキン工業〈6367〉となりました。

また、東証プライム市場の売買高は17億1,300万株、売買代金は3兆7,829.58億円となり、前日と比べて減少。

業種別では、水産・農林業、陸運業、倉庫・運輸関連業、空運業、食料品などが上昇した一方、医薬品、海運業、精密機器、繊維製品、鉱業などが下落しました。

東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がACCESS〈4813〉で+175円(+11.15%)の1,744円、2位がビューティガレージ〈3180〉で+122円(+8.43%)の1,569円、3位がライフドリンクカンパニー〈2585〉で+520円(+7.61%)の7,350円となりました。

一方、値下がり下位は、1位がリズム〈7769〉で-400円(-9.47%)の3,825円、2位が第一三共〈4568〉で-499円(-8.64%)の5,275円、3位がシーイーシー〈9692〉で-132円(-7.16%)の1,711円で取引を終えました。

なお、年初来高値を更新したのは51銘柄、年初来安値を更新したのは5銘柄でした。