日経平均株価が一時1200円以上値上がり 「円高の一服」「アメリカの株高」で“株を買い戻す動き”広がる

AI要約

日経平均株価が7営業日ぶりに大きく反発し、半導体関連株や輸出関連株が上昇。円相場が円安・ドル高に傾き、アメリカの株高も好影響を与えた。

アメリカの経済指標でインフレ傾向が確認され、FRBによる大幅な利下げ観測が後退。市場では株を買い戻す動きが広がった。

自民党総裁選や企業の中間決算が控える中、今後上昇気流が持続可能かが注目されている。

日経平均株価が一時1200円以上値上がり 「円高の一服」「アメリカの株高」で“株を買い戻す動き”広がる

7営業日連続で値下がりしてきた日経平均株価が一時1200円以上と大きく反発しました。東証から中継です。

きょうの東京株式市場は、半導体関連株や自動車などの輸出関連株を中心にほぼ全面高となり、日経平均の午前の終値は985円高い、3万6605円でした。

大きな上昇の要因は、円高の一服とアメリカの株高です。11日発表のアメリカの経済指標で根強いインフレ傾向が確認されたことから、FRBによる大幅の利下げ観測が後退。

円相場が円安・ドル高に傾いたほか、ニューヨーク市場でのハイテク株の上昇も追い風となり、株を買い戻す動きが広がりました。

この先、自民党総裁選や企業の中間決算が控えるなか、再び上昇気流に乗れるかが試されています。