ロシア「国境の街に架かる橋」全て失う? クルスクで戦うウクライナ軍が“猛攻撃”仕掛ける動画を投稿

AI要約

ウクライナ国防省が2024年9月8日にクルスク州カリジ郊外の橋を破壊したと報告

攻撃は第116独立機械化旅団の部隊により行われ、高機動ロケット砲システムHIMARSが使用された可能性

セイム川に位置する橋は重要で、以前から攻撃を受けており、今回の破壊が致命的な影響をもたらした

ロシア「国境の街に架かる橋」全て失う? クルスクで戦うウクライナ軍が“猛攻撃”仕掛ける動画を投稿

 ウクライナ国防省の公式ニュースサイト「アーミーインフォーム」は2024年9月8日、クルスク州カリジ郊外のセイム川に架かる橋を完全に破壊したと報じました。

 攻撃を担当したのは第116独立機械化旅団のコーン・グループ部隊とのことで、橋への攻撃は、アメリカから供与を受けた高機動ロケット砲システムのHIMARS(ハイマース)が使われた可能性が高いようです。

 カリジは、ロシアとウクライナの国境から約7km、州都クルスクから127km離れた、セイム川のほとりに位置する村です。この橋は以前から攻撃が加えられてきましたが、今回は破壊に成功。「アーミーインフォーム」は「この地域と『本土』をつなぐ最後の橋だった」と説明しています。

 なお、橋への攻撃・破壊の様子はドローンから空撮したと思われる映像が、第116独立機械化旅団の公式テレグラムで公開されています。