シビックRSの価格は419万8700円 シビックがマイナーチェンジを受けたシビックの進化点と価格
2021年にフルモデルチェンジを受けて登場した11代目シビックが登場から3年を経てマイナーチェンジを受けた。新しいグレード「RS」の追加や様々な変更点があり、販売計画台数や価格なども詳細に述べられている。
グレード構成や価格の変更、エクステリアデザインのアップデート、新グレード「RS」の特徴、Google搭載情報、Honda SENSINGの進化などが主なポイントである。
マイナーチェンジを受けたシビックは機能面やデザイン面でさまざまな改良が加えられ、より魅力的な仕様となっている。
2021年にフルモデルチェンジを受けて登場した11代目シビックが登場から3年を経てマイナーチェンジを受けた。発売は9月13日。今回のポイントは、新グレード「RS」の追加だ。
グレード構成はどうなった?
今回のマイナーチェンジではグレード構成がアップデートされた。これまでは、1.5L直4直噴ターボ(182ps/240Nm)エンジンを搭載したLX/EXの2グレードと2.0L直4+e:HEVのe:HEVの(3)グレード構成だった。またLXとEXはCVTと6MTの設定があった。
マイナーチェンジを受けたシビックは
1.5L直4直噴ターボ搭載グレードはこれまで通りのLXとEXに新グレードとしてRS(6MT)が追加された。またLXとEXのトランスミッションは、CVTのみとなり、RSは6MTのみの設定となる。
ハイブリッドはe:HEVグレードのみだったものを、エントリーハイブリッドのe:HEV LXと上級のe:HEV EXの2グレード構成となった。
販売計画台数は500台/月。ちなみに、シビックの国内販売は1-8月で9939台だから、平均では1242台/月。かなり控え目な計画値だ。
価格は、LXとEXでで20万7900円、ハイブリッドのe:HEVでは32万6700円(e:HEVと新e:HEV EXの比較)のアップとなっている。
主な変更点
エクステリアデザインは、フロントフェイスを変更。よりシャープで精悍なフロントバンパーデザインとなった。
e:HEVモデルのインテリアはより明るく軽快な印象のグレー内装を追加した。また、18インチのアルミホイールはシャークグレーメタリック、マット切削の新デザインを採用した。
新グレード「RS」
エンジン車のスポーツグレードとして追加された「RS」は、ブラック加飾されたヘッドライトリング、ドアミラーカバー、シャークフィンアンテナ、エキパイフィニッシャー、ホイールナットを装着し、さらに車両前後にRSエンブレムを付けることでスポーティさを強調している。
また、減速操作に遭わせてエンジン回転数を制御するレブマッチシステムを採用。感性モーメントを30%低減したシングルマス軽量フライホイールを採用することで素早い回転落ちを実現。軽快なシフトチェンジやクルマと繋がる一体感が楽しめる。
サスペンションもRS専用チューンが施された。
フロントブレーキは大径化されている。ドライブモードはNORMAL/SPORT/ECON/INDIVIDUALの4つ。
Google搭載
Googleを搭載した9インチHonda CONNECTディスプレイを採用。Googleアシスタント、Googleマップ、Google Playを車内で簡単に利用可能だ。
Honda SENSINGの進化
マイナーチェンジを受けたシビックは安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ・センシング)」を標準装備する。
衝突軽減ブレーキ(CMBS)は、システムの作動領域・対象を拡大し、より広い範囲における衝突回避・被害軽減をサポートする。交差点での右折時においては、四輪・歩行者だけでなく自転車・二輪車まで検知対象を拡大した。また直進時における左右からの横断があるケースでは、歩行者・自転車に加え、四輪車も検知可能とした。
渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロールは上りから下りにさしかかる際のブレーキ制御を最適化し、より自然で滑らかなブレーキフィーリングを実現した。また発進・つい十字における加減速の制御を調整し、ドライバーの運転感覚にあったよりスムーズな走行を実現している。
車両価格
ボディカラー
ボディカラー
クリスタルブラック・パール
プラチナホワイト・パール(3万8500円高)
ソニックグレー・パール(3万8500円高)
シーベッドブルー・パール(3万8500円高)
プラミアムクリスタルレッド・メタリック(6万500円高)