ホンダ、「シビック」をマイナーチェンジ 6速MT専用モデル「RS」は419万8700円

AI要約

本田技研工業は9月12日、6速MTの新グレード「RS」をガソリンモデルに設定するなど「シビック」をマイナーモデルチェンジして9月13日に発売すると発表した。

モデルラインアップと価格が発表され、新たに設定された「RS」グレードでは、スポーティーさを強調した装備や機能が充実している。

インテリアでは、e:HEVモデルの変更としてグレー内装を追加し、18インチのアルミホイールやGoogleを搭載したHonda CONNECTディスプレイなどの新機能が取り入れられた。

ホンダ、「シビック」をマイナーチェンジ 6速MT専用モデル「RS」は419万8700円

 本田技研工業は9月12日、6速MTの新グレード「RS」をガソリンモデルに設定するなど「シビック」をマイナーモデルチェンジして9月13日に発売すると発表した。

 モデルラインアップと価格は、2.0リッターのハイブリッドモデル「e:HEV LX」「e:HEV EX」が399万8500円~430万7600円、1.5リッターターボガソリンモデルの「LX」「EX」(CVT)が344万8500円~379万8300円、「RS」(6速MT)が419万8700円。

■ 6速MTモデルの新グレード「RS」追加

 2021年に発売した11代目シビックは、ホンダのクルマづくりの基本である「人中心」の考え方を深く掘り下げ、親しみやすさと特別な存在感をあわせ持つことで、乗る人すべてが「爽快」になることを目指して開発されたモデル。

 今回のマイナーモデルチェンジでは、フロントフェイスをより端正なデザインに変更。クーペイメージのプロポーションはそのままに、よりシャープで精悍なフロントバンパーデザインへ変更することで、フロントやサイドからのスポーティーなシルエットをさらに際立たせた。

 新たに設定された「RS」グレードでは、ブラック加飾されたヘッドライトリング、ドアミラーカバー 、シャークフィン アンテナ 、 エキパイフィニッシャー、ホイールナットを装着し、さらに車両前後にRSエンブレムを付けることでスポーティーさを強調した。

 減速操作に合わせてエンジン回転数を自動で制御し、スムーズなマニュアル運転操作をサポートするレブマッチシステムを採用。また、慣性モーメントを30%低減したシングルマス軽量フライホイールを採用することで素早い回転落ちを実現。軽快なシフトチェンジやクルマと繋がる一体感が楽しめるようにした。

 また、荒れた路面でも車体の揺れを抑制する、徹底的に性能を突き詰めた専用のサスペンションを採用。専用にチューニングされたステアリングと足まわりにより、軽快で一体感の高い旋回フィールを楽しめるようにするとともに、フロントディスクローターに大径化したRS専用ブレーキを採用。踏み始めからドライバーの意図した通りの減速度が発生し、コントロール性もより向上させた。

 そのほかにも、4つのドライブモードスイッチ(NORMAL/SPORT/ECON/INDIVIDUAL)や、RS専用のウエルカムアニメーションが入った液晶メーターなど、充実の機能によりユーザーの走りのこだわりに応えた。

■ インテリアではグレー内装を追加

「シビック」マイナーチェンジによる主な変更点としては、e:HEVモデルでは、従来モノグレードだったe:HEVモデルを、「e:HEV LX」と「e:HEV EX」の 2グレード設定に変更。インテリアには、ハイブリッドの静かで滑らかな走りを想起させるより明るく軽快な印象のグレー内装を追加。

 18インチのアルミホイールには、シャークグレーメタリック、マット切削の新規デザインを採用。e:HEV EXでは、電動パノラミックサンルーフを標準装備。開放感をさらに高めるとともに、電動式チルトアップ機構による優れた換気性能がキャビン内の快適性を向上させた。

 また、Googleを搭載した9インチHonda CONNECTディスプレイを採用し、Googleアシスタント、Googleマップ、Google Playを車内で利用可能。安全運転支援システム「Honda SENSING (ホンダ センシング)」は、従来の機能をさらに進化させるとともに、急アクセル抑制機能を新たに標準設定した。

 ボディーカラーについては「クリスタルブラック・パール」「プラチナホワイト・パール」「ソニックグレー・パール」「シーベッドブルー・パール」「プレミアムクリスタルレッド・メタリック」をラインアップする。