中国BYD、8月販売台数は過去最高の37万台超え PHVの人気に拍車

AI要約

比亜迪(BYD)が2024年8月に37万3083台の販売台数を達成し、6カ月連続で30万台を超える売り上げを記録した。

乗用車の販売は前年同月比35.3%増の37万854台で、海外販売も25.7%増の3万1451台となった。

PHVの販売が大幅に伸び、BEVよりも22万2384台を達成。独自の第5世代PHV技術を搭載した車種が今後も販売をけん引する見込み。

中国BYD、8月販売台数は過去最高の37万台超え PHVの人気に拍車

中国電気自動車(EV)最大手の比亜迪(BYD)が発表した2024年8月の販売台数は、前年同月比36%増の計37万3083台だった。6カ月連続で単月販売台数が30万台を超え、またもや過去最高を更新した。

うち乗用車は35.3%増の37万854台、海外販売は25.7%増の3万1451台だった。1~8月の乗用車販売台数は累計231万8798台となり、年間目標の360万台達成にまた一歩近づいた。

乗用車の内訳は、純電気自動車(BEV)が14万8470台にとどまる一方で、プラグインハイブリッド車(PHV)が22万2384台と大幅に伸びた。ガソリンと電気を併用できることの便利さや航続距離の長さでPHVを選ぶ消費者が増えたとみられる。

今後は、独自の第5世代PHV技術「DM-i」を搭載した「秦PLUS DM-i」や「SEAL 06 DM-i」「宋PLUS DM-i」などの人気PHVが販売台数を伸ばす可能性が高い。

(36Kr Japan編集部)