アポロ初のETF、プライベートクレジットに投資-ステートSと提携

AI要約

米投資会社アポロ・グローバル・マネジメントがステート・ストリートと提携し、プライベートクレジットへの投資を含む初の上場ETFに取り組んでいる。

ブラックロックやインベスコなどと同様に、個人投資家がプライベート資産にアクセスしやすくする動きが拡大しており、ステート・ストリートもそれに参加している。

アポロはプライベートクレジットのリテール分野への販売を計画し、ステート・ストリートとの新ETFに向けたプライベートクレジット投資のオリジネーションを目指す。

(ブルームバーグ): 米投資会社アポロ・グローバル・マネジメントは、ステート・ストリートと提携し、初の上場投資信託(ETF)投入に取り組んでいる。このETFにはプライベートクレジットへの投資が含まれる。

10日の規制当局への届け出によれば、ステート・ストリートは「SPDR・SSGAアポロIGパブリック&プライベートクレジットETF」を登録。同ETFの一部はリキッドクレジットに振り向けられる。一方でアポロは、このETF向けに一定のプライベートクレジット投資のオリジネーションを目指す。

ブラックロックやインベスコなどは、個人投資家がプライベート資産に一層アクセスしやすくなるよう取り組んでおり、今回ステート・ストリートもそうした動きに加わった。アポロのマーク・ローワン最高経営責任者(CEO)は5月、プライベートクレジットのリテール分野への販売に向けて資産オリジネーション事業の拡大を計画していると述べていた。

この新ETFは、規制当局の承認が必要となる。

原題:Apollo Breaks Ground On a Private Credit ETF With State Street(抜粋)

--取材協力:Katie Greifeld、Vildana Hajric.

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