中国、株式相互取引にアリババ追加 10日から

AI要約

中国の上海証券取引所と深セン証券取引所が、アリババ・グループなど一部の企業を株式相互取引制度の対象に含めると発表。

アリババは香港上場ステータスを格上げし、本土からの資金流入が期待されている。

中国証券監督当局は香港の地位向上のため、中国企業の香港上場を促進する計画を進めている。

中国、株式相互取引にアリババ追加 10日から

[北京 9日 ロイター] - 中国の上海証券取引所と深セン証券取引所は、電子商取引大手アリババ・グループなどいくつかの企業の銘柄を10日から本土・香港間の株式相互取引(ストックコネクト)制度の対象に含めると発表した。

アリババの株主は以前、8月28日付で香港上場ステータスを「プライマリー」に格上げすることを承認。これにより、本土からの大規模な資金流入が見込まれている。

アリババはこれまで、プライマリー上場への移行は新株発行や追加資金調達を伴うものではないと説明していた。

中国の証券監督当局は4月、「グローバル金融センター」としての香港の地位を高めるため、中国大手企業の香港上場を促進し、ストックコネクト制度を拡大する計画を発表した。