東証、午前終値3万6244円 一時300円超高、下落も

AI要約

東京株式市場の日経平均株価は前日終値から反発し、米国株の値上がりを受けて300円超上昇。

午前終値は前日終値比28円47銭高の3万6244円22銭で、幅広い銘柄の値上がりが見られた。

一方、半導体関連銘柄など売られる場面もあり、米国経済の先行き不透明感がマイナス要因。

 10日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発し、前日終値から一時300円超上昇した。前日の米国株の値上がりを好感した買い注文が優勢だった。ただ積極的に買い進める材料は限られ、下落に転じる場面もあった。

 午前終値は前日終値比28円47銭高の3万6244円22銭。東証株価指数(TOPIX)は8.79ポイント高の2588.52。

 前日に米国でダウ工業株30種平均など主要な株価指数が上昇したことを支えに、幅広い銘柄が値上がりした。

 一方、株価水準が高い半導体関連銘柄の一角などは売られた。米国経済の先行き不透明感がマイナス要因だった。