〔東京株式〕下落幅縮小=値頃感で買い戻し(9日後場中盤)

AI要約

日経平均株価は、後場に入り下落幅を縮小している。米株式指数先物が上昇し、為替も円安方向に振れていることから値頃感から買い戻しの動きが見られる。

日経平均株価は、後場になっても下げ幅を縮小し、前週末比615円86銭安の3万5775円61銭で取引されている。また、円安方向の為替動向も買い戻しの要因になっている。

午前の取引では、日経平均株価が前週末比778円15銭安の3万5613円32銭で取引を終了。米国の株価下落の影響を受けたものの、売り一巡後に押し目買いが入り下落幅が縮小した。

 (13時50分)日経平均株価は後場に入り下落幅を縮小している。寄り付き後に一時前週末比1100円超まで大きく下落したが、同200円程度まで値を戻している。米株式指数先物が時間外で上昇していることや、為替が朝方に比べ円安方向に振れており「値頃感から買い戻しの動きが入っている」(中堅証券)ようだ。

 (後場寄り)後場の日経平均株価は、前週末比615円86銭安の3万5775円61銭で始まった。前場終値に比べ下落幅を縮小し、下げ渋る展開となっている。為替が朝方に比べやや円安に振れており、買い戻しの動きなどが入っているようだ。

 (前引け)【プライム】午前の日経平均株価は、前週末比778円15銭安の3万5613円32銭で終了した。8月の米雇用統計により米株が下落した流れを受けて大幅安となった。一時下げ幅は1100円を超えたが、売り一巡後は押し目買いなどが入り下落幅を縮小した。東証株価指数(TOPIX)は、51.78ポイント安の2545.64。

 81%の銘柄が値下がりし、17%が値上がりした。出来高は9億4614万株、売買代金は2兆0331億円。

 業種別株価指数は33業種すべてが下落し、鉱業、輸送用機器、海運業、銀行業、証券・商品先物取引業、保険業などの下落率が大きかった。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は続落。出来高1億9838万株。

 【グロース】グロース250とグロースCoreは下落。

 (9時52分)日経平均株価は、米株安を受けて大幅に下落し前週末比で1100円超程度まで値を下げている。東証プライム市場では約95%の銘柄が下落。米国でハイテク株が大きく下げた流れを受けて、東京市場でも半導体株などの値がさ株が指数の下げを主導している。原油価格下落を受けたエネルギー株なども売られている。市場関係者からは「業績面からすれば売られすぎで、円高進行がなければ下げ幅は縮小するのではないか」(大手証券)との声があった。

 (寄り付き)日経平均株価は、前週末比585円65銭安の3万5805円82銭と大幅に下落して始まった。前週末に発表された米雇用統計を嫌気し米国株が下落した流れを受けて、幅広い銘柄が売られている。寄り付き直後は売り気配から値がついていない銘柄も多い。