〔東京株式〕弱含み=為替は円高気味(6日後場寄り付き)

AI要約

後場の日経平均株価は60円99銭安の3万6596円10銭で始まり、新たな買い材料が見当たらず為替相場が円高気味で指数は弱含み。午前の終値は89円04銭安の3万6568円05銭で続落し、値がさ半導体株などの自律反発狙いの買いがあったが米国景気減速懸念で買い勢いが続かなかった。

業種別株価指数は電気機器、機械、鉄鋼、非鉄金属が下落し、出来高は8億2873万株、売買代金は1兆9115億円。米経済のソフトランディングがポイントで警戒感の中、日経平均株価値を消し、鉄鋼や機械が弱めだ。

寄り付きでは前日比157円91銭高の3万6815円00銭で始まり、大幅下落による値頃感から値がさ株で買いが先行。注目される8月雇用統計発表を前に、株価の方向が注目されている。

 (後場寄り)後場の日経平均株価は60円99銭安の3万6596円10銭で始まった。新たな買い材料は見当たらない上、為替相場が円高気味になっており、株価指数は弱含みで推移している。

 (前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比89円04銭安の3万6568円05銭、東証株価指数(TOPIX)は15.45ポイント安の2605.31と、ともに続落した。値がさ半導体株などで自律反発狙いの買いが先行したが、米国の景気減速懸念がくすぶる中、買いの勢いは続かなかった。

 58%の銘柄が値下がりし、38%が値上がりした。出来高は8億2873万株、売買代金は1兆9115億円。

 業種別株価指数(33業種)は電気機器、機械、鉄鋼、非鉄金属などが下落した。上昇は電気・ガス業、精密機器など。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は反落。出来高2億1253万株。

 【グロース】グロース250とグロースCoreは下落。

 (10時12分)日経平均株価は値を消した。8月初旬には米雇用統計が下振れして米株が急落しており、きょうの引け後に8月分の雇用統計発表を控える中、「警戒感が強い」(大手証券)とされる。業種別株価指数は鉄鋼や機械などが弱めだ。「米経済がメインシナリオ通りにソフトランディング(軟着陸)できるかが、当面の株価の方向を占う上でのポイントの一つ」(同)という。

 (寄り付き)日経平均株価は前日比157円91銭高の3万6815円00銭と上昇して始まった。前日までの大幅下落による値頃感などから値がさ株の一角で買いが先行している。