漁港メシにハズレなし!? 三浦市『レストランKANEDA』でアジとカツオのフライを堪能

AI要約

筆者がハーレーダビッドソンのスペシャルモデル「CVOロードグライドST」を使って三浦市にアジフライを求める旅に出る。

車の特徴や走行体験、そして絶品アジフライを求めて立ち寄ったレストランの様子を描く。

三崎で見つけたレストラン「KANEDA」で地魚フライ定食を楽しむ筆者の物語。

漁港メシにハズレなし!? 三浦市『レストランKANEDA』でアジとカツオのフライを堪能

 美味しいアジフライを求めて、筆者(増井貴光)が向かったのは神奈川県三浦市です。試乗取材のためにハーレーダビッドソンのスペシャルモデル「CVOロードグライドST」をお借りしたので、軽くツーリングで使ってみようと東京方面から横浜横須賀道路「佐原IC」を経由して海沿いの道から三浦海岸に到着です。筆者の愛車は2021年モデルの「ロードグライド・スペシャル」なので、違いを確認しながら走ってきました。

「CVOロードグライドST」は、アメリカで開催されているバガーレースのレプリカです。エンジンの排気量は、ハーレーの市販車で最大の121ci(キュービックインチ)、1977ccを搭載しています。ほぼ2000ccです。筆者の愛車は114ciで1868ccと、100cc以上大きいのです。

 が、一番気になっていたのは、エンジンよりも足まわりです。フロントに倒立フォークとブレンボ製ラジアルマウントキャリパーを採用しているのです。高速と一般道、ちょっとしたワインディングを走りましたが、素晴らしいとしか言いようがありません。とくにブレーキは、強力かつコントローラブルなのです。

 排気量差以上にトルクがあるし、これは欲しくなるなぁと思いつつ、メーターの時計を見ると13時近いじゃないですか! 気がついた途端に腹が減りました。

 そう言えば近くに漁港の食堂があったはずだと、三浦海岸から三崎に抜ける県道215号に入ります。まあまあ狭い道路ですが、左手に海を感じながらちょっとしたワインディングも楽しめるので、ツーリングするなら国道134号より気持ち良いです。

 5分ほど走ると、信号のある交差点に「定食」「日替わりランチ」と書かれたのぼりと「朝市」の看板が見えてきました。左折して広い駐車場へ入り、すぐ右側の建物が今回の目的地「レストランKANEDA」です。

 ここでは毎週日曜朝5時半から朝市が開催されていて、その時間は混雑するようですが、平日の昼過ぎとあってクルマはほとんど停まっていません。

 建物の前に「CVOロードグライドST」を停めて、中の階段を上がって2階の「レストランKANEDA」に向かいます。店の入口に貼られた「本日のメニュー」を見ると、お目当てのアジフライを含む「地魚フライ定食」には「数量限定」と書いてあります。もしかして売り切れかも? と、ちょっと不安になる筆者です。

 店に入って窓際のテーブル席に座ります。窓からは金田漁港と三浦海岸から久里浜まで、それに房総半島も望めます。店の方に聞くと「地魚フライ定食」はまだあるとのことなので迷わずオーダーします。

 ちなみに、一番人気は「おまかせB定食」で、メニュー写真を見ると刺身、焼き魚、フライがセットになったボリュームたっぷりの定食のようです。