忙しいのに年収が上がらない人はこれができていない…仕事を爆速化するために書き出すべき5つの項目

AI要約

仕事をきちんとこなすためには、仕事を"今日やること""今日やらないこと""自分がすること""自分がしないこと"の4つに分けて書き出すことが重要。

日々の小さな作業を大切にし、ゴールを達成するためのパズルの一部として考える。

A4サイズの紙1枚を使い、仕事の棚卸しを行うことで、仕事の優先順位を明確にし、効率的に取り組むことができる。

毎日の小さなピースを大切にし、ゴールを念頭に置いた作業が生産性向上につながる。

仕事の棚卸しをすることでやるべきこととそうでないことを明確にし、忙しさと仕事の質を両立させる。

解説:仕事を管理するためには1日、1週間、1カ月単位での計画が不可欠。

A4サイズの紙1枚を使った仕事の棚卸しは、日々の仕事を効率的にこなすための第一歩。

忙しい中で仕事をきちんとこなすにはどうすればよいか。『A4・1枚ですべての仕事を可視化する 爆速ノート術』を上梓したKeiさんは「仕事を『今日やること』『今日やらないこと』『自分がすること』『自分がしないこと』の4つに分けて書き出すといい。これが書けない人は忙しいけれど仕事をきちんとこなせていない『忙しいふりをしている人』だ」という――。

 ※本稿は、THEオトウサンノヒミツキチ・Kei『A4・1枚ですべての仕事を可視化する 爆速ノート術』(日本実業出版社)の一部を再編集したものです。

■毎日の小さなピースを大切にする

 生産性を上げるためには仕事を1日、1週間、1カ月単位で管理することが必要ですが、たとえてみれば、これはパズルを組み立てるようなものです。大きなパズルの完成形、つまりゴールをイメージすることはとても大切なのですが、それを達成するには1日ごとの小さなピースも必要です。

 1日は小さなピースで、これらが1週間で中くらいの大きさのパズルに組み合わさります。そして、1カ月でこれら全部が大きなパズルに組み合わさって、目標となる「絵」が完成します。つまり、ゴールを常に念頭に置きつつ、毎日の小さなピースを大切にすることがとても重要なのです。

 今回はA4サイズの紙1枚を使って、1日の仕事を爆速化する方法を解説します。

■A4の紙1枚で「仕事の棚卸し」

 解説する仕事術を実践するには、準備が必要です。

 それが、「仕事の棚卸し」です。

 始業前に1日の仕事を棚卸しする方法を解説します。

 まずA4サイズの紙を1枚用意します。

 次に、仕事を「今日やること」「今日やらないこと」「自分がすること」「自分がしないこと」の4つに分けて書き出します。

 これが書けない人は仕事の棚卸しができていない人で、忙しいけれど仕事をきちんとこなせていない「忙しいふりをしている人」です。「棚卸しができていない」イコール「仕事の優先順位がつけられていない」、つまり、「やるべきこと」とそうでないことがわかっていないということなので、ただ仕事に追われているだけの状況になっています。

 すなわち、一番最初に今自分が抱えている仕事を「今日やるのか」「明日やるのか」「誰かに任せるのか」「自分でやるのか」しっかり決めて、今日自分が何に向き合うのかがわかったら実践です。

----------

Check!

・ゴールを常に念頭に置きつつ、毎日の小さなピースを大切にする

・仕事を効率化する最初の1歩は、「今日やること」「今日やらないこと」「自分がすること」「自分がしないこと」を明確に区別すること

----------