〔ロンドン外為〕円上昇、142円台後半(6日正午)

AI要約

ロンドン外国為替市場での円相場が円高・ドル安の動きを見せ、1ドル=142円台後半に上昇。

米雇用統計の発表を控えて様子見ムードが強まり、円売りが優勢となった。

ユーロやポンド、スイス・フランの為替相場もそれぞれの値動きがあった。

 【ロンドン時事】週末6日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、米雇用統計の発表を控えて円買い・ドル売りが進んだ海外市場の流れを引き継ぎ、1ドル=142円台後半に上昇した。正午現在は142円81~91銭と、前日午後4時(143円87~97銭)比1円06銭の大幅な円高・ドル安。

 円は朝方に142円30銭台で取引された後は水準を切り上げ、序盤に一時142円05銭前後と、8月5日以来約1カ月ぶりの高値を付けた。その後は時間外取引で低下していた米長期金利が持ち直したため、円売りが優勢となった。ただ、米雇用統計の発表を控えて様子見ムードが強まり、午前中盤以降はこう着状態が続いた。

 対ユーロは1ユーロ=158円63~73銭(前日午後4時は159円41~51銭)と、78銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1102~1112ドル(同1.1075~1085ドル)。

 ポンドは1ポンド=1.3163~3173ドル(同1.3152~3162ドル)。スイス・フランは1ドル=0.8417~8427フラン(同0.8479~8489フラン)。