電動ボード、30年に全国展開 Lime、三井住友海上と提携

AI要約

電動キックボードのシェアリングサービスを手掛けるLime(ライム、東京)は全国展開を目指し、2030年までに日本全国にサービスを拡大する計画を発表した。

三井住友海上火災保険と提携し、利用者の拡大を図る一方、ライムは世界280都市以上で展開する米新興企業の子会社で、日本でのサービスは今年8月に始まったばかり。

関東の主要都市を中心に展開を進め、将来的には関西など他地域にも事業を拡大する計画であり、三井住友海上との協力を通じて安全対策や保険の提供などが行われる予定だ。

 電動キックボードのシェアリングサービスを手掛けるLime(ライム、東京)は6日、東京都内で展開しているサービスを2030年までに全国に広げると発表した。

 三井住友海上火災保険と提携し利用者の拡大を図る。ライムは米新興企業の子会社で、8月に日本でサービスを始めた。

 ライムの親会社は世界280都市以上でシェアリングサービスを行っており、日本では都内40カ所以上に200台を配置している。25年3月までに関東の主要都市、その後は関西などに事業を広げる。電動ボードの台数は26年3月までに100倍の2万台に増やす。三井住友海上とは、普及に向けて安全講習会の開催や保険の提供、設置場所の拡充などで協力していく方針。