日本各地から日産アリアが集結! オフ会慣れした編集者も驚いた「EVだらけ」のミーティングの中身

AI要約

山梨県のふじてんスノーリゾートで開催された日産アリア全国オーナーズミーティング2024をリポート。

アリアオーナーが集まるオフ会でカスタマイズされた車は少なく、清潔かつ和やかな雰囲気。

EV車の特徴を持つアリアのオフ会は異様な光景であり、クルマからの音が全く聞こえない。

日本各地から日産アリアが集結! オフ会慣れした編集者も驚いた「EVだらけ」のミーティングの中身

 クルマ趣味を嗜むものであれば、参加したかどうかはともかく、「オフ会」というイベント自体は、きっと多くの人が知っているであろう。

 そんなオフ会といえば、たいていなんらかのテーマが決められており、それに該当するクルマをもつオーナーが全国から集まってくる。小さなものでいえば数十台程度のものもあるし、大きいものになればなんと1000台以上集まることも!

 それだけの数が集まれば、車種もオーナーの趣味趣向もかなり幅広い。そうしたイベントの場で生涯の仲間となる人と出会ったり、結婚したりするような人も珍しくない。まさに人生が変わる場だ。

 今回は、夏真っ盛りの7月末に山梨県のふじてんスノーリゾートにて開催された、ちょっと珍しいオフ会をリポートする。

 それが、今回で2回目の開催となる「日産アリア全国オーナーズミーティング2024」だ。

「え? アリアでオフ会?」なんて思った人はきっとオフ会常連組だろう。オフ会といえば、集まってくるクルマの多くが、あれやこれやとオーナーがカスタマイズしている傾向が強い。もしくは、当時のオリジナルの状態を徹底的にキープした旧車やネオクラシックカーが主役、というのがよく見る光景だ。要するにオフ会は、自身の愛車を見せるためのイベントという色が強い。

 しかし、今回開催されたこの「日産アリア全国オーナーズミーティング2024」は、見渡すとカスタマイズやドレスアップを全面に押し出したユーザーが少ない。なので、カスタマイズされているアリアはせいぜいホイールの交換程度。エアロをまとった個体や極度なローダウンがなされたクルマはほぼ見られなかった。

 印象としては、EVというクルマのキャラクターに近いクリーンな印象。会場の雰囲気も和やかだ。音響機器を用いた迫力ある音楽が響いていたり、レーシーな排気音が聞こえることもない。クルマから発されている音は皆無だ。クルマのオフ会と考えたら異様な光景ともいえる。