オープンＡＩ創業者の新興ＡＩ企業ＳＳＩ、10億ドル調達
AI要約
米新興企業オープンＡＩの共同創業者が新たに興したＳＳＩが１０億ドル調達
安全性の高い高性能ＡＩの開発を目指す
投資家はアンドリーセン・ホロウィッツ、セコイア・キャピタル、ＤＳＴグローバルなど
Kenrick Cai
[サンフランシスコ／ニューヨーク ４日 ロイター] - 米新興企業オープンＡＩの元研究部門トップで共同創業者のイリヤ・サツケバー氏が新たに興した人工知能（ＡＩ）企業、セーフ・スーパーインテリジェンス（ＳＳＩ）が１０億ドルを調達したことが分かった。同社の複数の経営幹部が明らかにした。安全性の高い高性能ＡＩの開発を目指す。
ＳＳＩの現在の従業員数は１０人。調達した資金はコンピューター能力の購入や優秀な人材の獲得に充てる予定で、米カリフォルニア州パロアルトとイスラエルのテルアビブに研究者・技術者で構成する小規模なチームを構築する。
事情に詳しい関係者はＳＳＩの企業価値を５０億ドルと見積もった。
投資したのはアンドリーセン・ホロウィッツ、セコイア・キャピタル、ＤＳＴグローバル、ＳＶエンジェルなどの有力ベンチャーキャピタル（ＶＣ）。ＳＳＩのダニエル・グロス最高経営責任者（ＣＥＯ）らが運営する投資会社ＮＦＤＧも出資した。
