〔東京株式〕日経平均、小幅続伸=買い先行も上値重く(2日前場)☆差替

AI要約

日経平均株価は前営業日比62円13銭高の3万8709円88銭と小幅続伸。米国株上昇や円安を受けて買いが先行するも、利益確定売りが出て伸び悩む銘柄が多かった。

出来高は7億4661万株で、銘柄の29%が値上がりし、68%が値下がり。業種別株価指数では非鉄金属などが上昇し、医薬品や陸運業が下落。

スタンダードTOP20は反落し、日経平均株価は取引開始直後に400円超上昇したが、後は利益確定売りが出て上値を抑える展開。完成車メーカーや非鉄金属が上昇し、食料品や医薬品は軟調。

 (前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前営業日比62円13銭高の3万8709円88銭と小幅続伸。前週末の米国株上昇や為替の円安を受けて買いが先行したが、国内に上値追いの材料はなく、利益確定売りが出て伸び悩む銘柄が多かった。東証株価指数(TOPIX)は0.07ポイント安の2712.56。

 29%の銘柄が値上がりし、68%が値下がりした。出来高は7億4661万株、売買代金は1兆6838億円。

 業種別株価指数(33業種)は非鉄金属、銀行業、証券・商品先物取引業などが上昇。下落は医薬品、陸運業、不動産業など。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は反落。出来高2億1920万株。

 【グロース】グロース250とグロースCoreは下落。

 (10時08分)日経平均株価は取引開始直後に400円超上昇したが、その後は上げ幅を縮めている。「リバウンドのペースも速かった」(国内証券)ため、利益確定売りが出て上値を抑えている。為替が円安に振れる中、トヨタ <7203> など完成車メーカーはそろって上昇。電線株の人気が続いており、非鉄金属も業種別株価指数の上昇率上位に入っている。一方、食料品や医薬品にはあまり買いが向かっていないようで、総じて軟調だ。

 (寄り付き)日経平均株価は前営業日比377円56銭高の3万9025円31銭と上昇して始まった。前週末の米国株の上昇や為替の円安を受けて買いが先行している。