モネ・テクノロジーズ、臨海副都心で自動運転レベル2の移動サービス実証 トヨタ「シエナ」ベースに
AI要約
モネ・テクノロジーズは、2024年後半に東京臨海副都心で自動運転「レベル2」の移動サービスを開始すると発表。
トヨタ自動車「シエナ」ベースの自動運転車両2台を導入し、利用者は専用アプリケーションから配車予約が可能。
国土交通省や関係省庁と連携し、自動運転サービスの社会実装を目指す。有明ガーデンで車両の展示が予定されている。
モネ・テクノロジーズ（清水繁宏社長、東京都千代田区）は、自動運転「レベル2（高度な運転支援）」による移動サービスの公道実証を2024年後半に始めると発表した。東京臨海副都心（有明、台場、青海）エリアで車両を走らせる。運行台数やエリアの拡大を視野に、数十台の自動運転車両を遠隔監視するシステムなどの開発にも取り組む。
まず、トヨタ自動車「シエナ」ベースの自動運転車両2台を走らせる。利用者はスマートフォンなどの専用アプリケーションから配車予約ができる。関係者向けの試乗から始め、一般向けのサービス展開も予定する。最大5人が乗車でき、24年度中は無料で運行する。
同社は、国土交通省による「自動運転社会実装推進事業」の採択を受け、東京都や関係省庁とも連携して自動運転サービスの社会実装を目指している。車両は有明ガーデン（東京都江東区）で9月21日に開かれるイベントで展示される予定だ。
