台風によるコメへの影響 農水大臣「現状把握努めたい」
農林水産省は台風10号によるコメの品薄への対応に災害対策本部を設置し、情報収集を徹底する姿勢を示している。
コメの品薄が一部で続くなか、収穫や流通に遅れが生じる可能性や稲への被害が懸念されている。
消費者には落ち着いた購買行動を呼び掛けつつも、コメが足りなくなる事態は想定されないと農水省は述べている。
台風10号で、一部で品薄になっているコメへの影響が懸念されるなか、農林水産省は災害対策本部を設置し、情報収集の徹底を図る姿勢を示しました。
坂本農水大臣
「それぞれの各農政局単位も含めてしっかりその状況を把握することに努めたい」
現在も一部のスーパーなどでコメの品薄が続いているなか、台風によって収穫や流通に遅れが生じることや稲への被害などが懸念されています。
これに対し、坂本大臣は「省内の体制整備や情報収集の徹底を図っている」とし、消費者へも落ち着いた購買行動を呼び掛けました。
農水省はコメの主産地への影響は注視しつつ、「台風の影響でコメが足りなくなるという事態は想定されないので安心してほしい」としています。