米国で大ヒット! 全長4.4mのコンパクトSUV フォード新型「ブロンコスポーツ」登場 2025年モデルはオフロード性能を大幅向上

AI要約

米国フォードが2025年モデルの「ブロンコスポーツ」を発表。

ブロンコの歴史、復活、特徴、モデルの紹介。

新機能やスペックの紹介、発売時期、価格未公表。

米国で大ヒット! 全長4.4mのコンパクトSUV フォード新型「ブロンコスポーツ」登場 2025年モデルはオフロード性能を大幅向上

 米国フォードは2024年8月26日、「ブロンコスポーツ(Bronco Sport)」の2025年モデルを発表しました。 

 フォード・ブロンコは、1965年に初代が登場した歴史あるSUV(4×4)です。当時はジープ「チェロキー」やシボレー「ブレイザー」とともに、この小型SUVセグメントをリードしていたといいます。

 それから代を重ね、ブロンコは1992年に登場した5代目まで続きましたが、1996年6月に生産が終了されました。31年間で5世代にわたり生産を続け、110万台以上がつくられました。

 そんなモデルが2021年に25年ぶりに復活、2ドアだけでなく、4ドアモデルが用意されたのも新型ブロンコの特徴です。ラダーフレームにボディを載せる方式の「ブロンコ」だけでなく、モノコックボディを使う「ブロンコ・スポーツ」も揃えて、ブロンコシリーズとして展開しています。

 今回登場した2025年モデルのブロンコスポーツは、5ドアの5人乗り仕様となります。

 ボディサイズは全長173~175.1インチ(約4394mm~4447mm)×全幅74.3インチ(約1887mm)×全高70.4~72.1インチ(約1788mm~1831mm)、ホイールベースは105.1インチ(約2670mm)という、コンパクトSUVです。

 180馬力・200lb-ft(約271Nm)を発生する1.5リッター直列3気筒ターボエンジン搭載の「ブロンコスポーツ アウターバンクス(Outer Banks)」および238馬力・277lb-ft(約375Nm)を発生する2リッター直列4気筒ターボ搭載の「ブロンコスポーツ バッドランド(Badlands)」の両グレードに、初となる「サスカッチ オフロードパッケージ(Sasquatch Offroad Package)」が導入されています。

 これはオフロードでの性能向上のためにツインクラッチ・リアドライブユニットとロック式リアディファレンシャルを搭載するもので、これまで2リッターのバッドランドのみで利用可能でしたが、今回はじめて1.5リッターのアウターバンクスでも利用できるようになりました。

 タイヤはクラス最大となる29インチの235/65R17 グッドイヤー「テリトリー」オールテレーンタイヤを装着。ブロンコスポーツサスクワッチ専用で開発されたこのタイヤは、ブロンコのオープントレッド デザインと強化サイドウォールを採用し、さまざまな路面でのトラクションを実現しています。

 また新たな走行モード、「ラリーモード」、「GOATモード」を採用。ラリーモードでは、ギアを長く保持してオンデマンドのパワーを高め、スロットルレスポンスを鋭くし、ステアリングからのフィードバックを増やすことで、砂地での高速走行時の信頼性を高めます。GOATモードは、あらゆる地形を走破するための走行モードになります。

 インテリアには、クラス最大となる13.2インチのセンターディスプレイを搭載。また12.3インチのデジタルメーターディスプレイなども採用されています。

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 2025年モデルの新型ブロンコスポーツは、2024年11月より販売店に到着する予定です。ブロンコスポーツ・サスクワッチは2025年第1四半期に発売される予定です。

 価格などはまだ発表されていません。