現代自、2030年までに世界販売30%増目標 ハイブリッド車種倍増

AI要約

現代自動車が中長期目標を発表、2030年までに世界販売台数を30%増の555万台に設定。

ハイブリッド車の需要を見込み、ハイブリッド車の車種を倍増させる計画を発表。

自動運転車ファウンドリー事業の商業化も発表。

現代自、2030年までに世界販売30%増目標 ハイブリッド車種倍増

[ソウル 28日 ロイター] - 韓国の現代自動車は28日、中長期目標・戦略を発表し、年間世界販売台数を2030年までに23年比30%増の555万台とする目標を示した。電気自動車(EV)需要の世界的な減速を受け、ハイブリッド車の車種を倍増させる計画。

発表を受け現代自動車株は4%上昇した。

北米を中心にハイブリッド車の需要急増を見込み、ハイブリッド車を7車種から14車種に拡大する。新型車の発売時期は明らかにしなかった。

モーター走行の航続距離を延ばすために補助動力装置を搭載したレンジエクステンダー式電気自動車(EREV)を北米と中国に投入することを目指し、26年末までに両地域で新型EREVの量産を計画する。米ジョージア州の新工場でEVとともにハイブリッド車も生産する予定とした。

グローバルソフトウェア企業を顧客とする自動運転車ファウンドリー(受託生産)事業の商業化も発表した。