「アジアクロスカントリーラリー」2日目もミスコース続出! コースを短縮しても難しさと大変さが際立つ1日でした

AI要約

AXCR2024の2日目では、タイで行われたSS走行で迷う選手が続出し、困難な一日となった。

トップはTOYOTA GAZOO RACING INDONESIAの塙/染宮組で、ISUZU SUPHAN EXPLORER LIQUI MOLY RALLY TEAMのクリンケート/アンポーマハ組が続いた。

タイ南部のプラチュワップ キーリー カン県にあるホアヒンでエントラントおよび関係者が到着し、次はダム周辺のSSでレグ3が行われる予定。

「アジアクロスカントリーラリー」2日目もミスコース続出! コースを短縮しても難しさと大変さが際立つ1日でした

東南アジアを中心に開催されるFIA・FIM公認国際クロスカントリーラリー「アジアクロスカントリーラリー(AXCR)2024」は、2024年8月13日(火)に大会3日目、レグ2(本格的な走行としては2日目)を迎えました。今回はタイ王国国内だけのラリーレイドとなりますが、総走行距離は2000kmを超える予定です。

第29回大会のアジアクロスカントリーラリー(AXCR)は2日目を迎えた。この日は、タイ・スラタニからチュンポンまでのコースとなり、今回のAXCR最長のSS走行距離552.98kmを予定していたが、後半のSSがキャンセル。初日に続いて2日目もSSのカットが続くこととなった。それでも道に迷う者も続出し、ラリー自体だけでなく、クロスカントリーラリーの大変さが際立つ1日となった。

この日トップとなったのは、塙 郁夫/染宮弘和組(1時間21分36秒/TOYOTA GAZOO RACING INDONESIA/TOYOTA Fortuner/T1D)。2番手には106号車のThongchai KLINKATE/Banpoth AMPORNMAHA組(1時間23分57秒/ISUZU SUPHAN EXPLORER LIQUI MOLY RALLY TEAM/ISUZU D-Max/T2A-D)。3番手に入ったのは107号車の田口勝彦/保井隆宏組(1時間24分52秒/Team MITSUBISHI RALLIART/MITSUBISHI Triton/T1D)であった。そしてこの2日間の合計でトップに立ったのは、トヨタ「フォーチュナー」の塙/染宮組。これを1分差でいすゞ「D-MAX」のクリンケート/アンポーマハ組が追う展開となった。

走行後、塙選手は次のようにコメント。

「今日は僕の好きなフラットでハイスピード。リアを滑らせながら走るジェットコースターのような気持ち良いコースだったので、ほとんどヤッホーと叫びながら走ってましたよ。クルマは昨日リアのサスペンションのセッティングを変えてもらって、それがすごく良くて今日のコースに合ってて、すごく走りやすかった。メカニック様様です」

エントラントおよび関係者がこの日到着したのは、タイ南部のプラチュワップ キーリー カン県にあるホアヒン。タイランド湾に面した海辺のリゾート地だが、レグ3もこの近くにあるダムの周辺を走行するSSが用意されることとなっている。