世界モバイルゲーム売上高、「アラド戦記モバイル」中国版が圧倒的首位 miHoYo新作は11位:24年7月

AI要約

中国テンセントのモバイルゲームが世界でトップの売上を達成していることが明らかになった。

miHoYoの最新作「ゼンレスゾーンゼロ」は成功を収め、トップ20入りを果たしたが、過去のヒット作には及ばなかった。

「原神」や「崩壊:スターレイル」などの売上高が減少し、順位も落ちていることが報告された。

世界モバイルゲーム売上高、「アラド戦記モバイル」中国版が圧倒的首位 miHoYo新作は11位:24年7月

米調査会社Appmagicがこのほど、2024年7月の世界モバイルゲーム売上高ランキングを発表した。

中国テンセントが5月に配信を開始した「DNF MOBILE(アラド戦記モバイル)」は1億5970万ドル(約235億円)を売り上げ、2カ月連続でトップに立った。同じくテンセントの「Honor of Kings(王者栄耀)」は1億1500億ドル(約169億円)でDNF MOBILEに及ばず、2位となった。

トルコのドリームゲームズが手がける「Royal Match(ロイヤルマッチ)」は1億500万ドル(約154億円)で3位、米ゲームプラットフォーム「Roblox(ロブロックス)」が1億90万ドル(約148億円)で4位。中国のFirstfunfが手がける「ラストウォー:サバイバル」が9160万ドル(約135億円)で5位に入った。

miHoYoの最新作「ゼンレスゾーンゼロ」は6000万ドル(約88億円)余りを売り上げて11位となり、リリース1カ月でトップ20入りを果たしたが、ヒット作の「原神」と「崩壊:スターレイル」のリリース初月の売上高には遠く及ばなかった。最新作のリリースは、原神など2タイトルの売上高減少の一因となったようだ。原神の売上高は前月の4600万ドル(約68億円)から2800万ドル(約41億円)へ、崩壊:スターレイルは6200万ドル(約91億円)から3100万ドル(約46億円)へといずれも半減し、順位を大きく落としている。

*1ドル=約147円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)