アップル株に上昇余地、AI活用で=米著名投資家ローブ氏

AI要約

投資家ダニエル・ローブ氏はアップル株価の上昇余地があると見解を示した。

アップルがAIを活用すればさらなる上昇が見込まれると述べた。

サード・ポイントの主力ファンドは第2四半期に1.8%上昇し、アップル株が上位5銘柄に入った。

アップル株に上昇余地、AI活用で=米著名投資家ローブ氏

Svea Herbst-Bayliss

[ニューヨーク 23日 ロイター] - 米著名投資家ダニエル・ローブ氏は、米アップルの株価には上昇余地があるという見方を示した。ロイターは23日、投資家に宛てた書簡を確認した。

ローブ氏は、アップルの株価が「最近大きく上昇した」ものの、アップルが基本ソフト(OS)「iOS」に人工知能(AI)を活用できれば、「さらに大幅な上昇余地がある」という認識を示した。

「AIの敗者」になるという懸念から、アップル株が機関投資家の間で「過小評価」されてきたものの、ローブ氏率いるヘッジファンド運営会サード・ポイントは「AI関連の需要が今後数年間でアップルの売上高や利益に大幅な改善をもたらす可能性があるとみている」と述べた。

ローブ氏によると、アップル株のパフォーマンスは第2・四半期にサード・ポイントの上位5銘柄に入った。サード・ポイントの主力ファンド「オフショア」は同四半期に1.8%上昇したという。