キオクシアHD、10月にも上場 時価総額1兆5000億円超か

AI要約

東芝のメモリー半導体事業を前身とするキオクシアホールディングス(HD、東京)が、東京証券取引所に上場申請したことが23日、分かった。

キオクシアHDは2020年に上場を申請して承認を受けたが、市況悪化を受けて延期した経緯がある。時価総額1兆5千億円超を想定していた。

市場では、時価総額が1兆5千億円を超え、今年最大の新規株式公開(IPO)になる可能性があるとみられている。上場によって研究開発や設備投資のための資金を確保する。

 東芝のメモリー半導体事業を前身とするキオクシアホールディングス(HD、東京)が、東京証券取引所に上場申請したことが23日、分かった。早ければ10月中の上場を目指している。市場では、時価総額が1兆5千億円を超え、今年最大の新規株式公開(IPO)になる可能性があるとみられている。

 市況好転で業績が回復しており、上場によって研究開発や設備投資のための資金を確保する。キオクシアHDは2020年に上場を申請して承認を受けたが、市況悪化を受けて延期した経緯がある。当時想定した時価総額が1兆5千億円超だった。