Google Pixel 9に搭載されるAI新機能をドドンと紹介!写真加工に大きな変化

AI要約

Googleが2024年8月13日(現地時間)に開催した新製品発表イベント「Made by Google」は、Androidに搭載された人工知能(AI)機能について注目を集めた。

AppleのAI「Apple Intelligence」がリリースされることに対抗し、GoogleはPixel 9の発表で競争が激化した。

「一緒に写る」機能などの新たなAI機能がPixel 9に追加され、集合写真撮影などで利便性が向上した。

Google Pixel 9に搭載されるAI新機能をドドンと紹介!写真加工に大きな変化

Googleが2024年8月13日(現地時間)に開催した新製品発表イベント「Made by Google」は、Androidに搭載された人工知能(AI)機能について気運を高める、最後にして最大のチャンスでした。

というのも、今秋にはAppleのAI「Apple Intelligence」がリリースされるからです。

Googleは2024年5月、AIを目玉にしたイベントを早くも開催していましたが、いさかか期待外れの反応に終わってしまい、Pixel 9の発表でボルテージが上がるかどうかに注目が集まっていました。

今回の「Made by Google」で発表されたAI新機能は、革新的と言えるものではありませんでした。

とはいえ、Apple Intelligenceでは、AI駆動型Siriと、Apple独自のイノベーションの一部について、実装が翌年に持ち越されるという話も聞こえてきているので、両者は当分のあいだ、接戦になるのかもしれません。

Pixel 9に追加されたAI機能で個人的に気に入っているのは「一緒に写る」機能です。

この機能のおかげで、これからは集合写真を撮る際に、ひとり残らず1枚の写真に納まることができます。

この機能がどういうことか説明しましょう。まず、グループの1人がほかのみんなの写真を撮ったら、次は交代して、別の人が写真を撮ります。

あとは「一緒に写る」機能を使って両方の写真をインテリジェントに合成すれば、最初にシャッターを押した人も、最初から被写体としてみんなと一緒に写っていたような写真ができあがる仕組みです。

シンプルで合理的ですし、自力では不可能な写真ができあがります。また、全員が写るよう頑張ってインカメで自撮りしなくても、背面カメラで集合写真を撮れますし、高性能のレンズを使えるので、あれこれ加工もできます。

旅行中でも、楽しい夜の外出時でも、写真を撮るときに幅広く役立ちそうな機能ですね!