MINI、ハイパフォーマンスモデル新型「ジョンクーパーワークス」はエンジンとバッテリEVの2種同時開発
BMWは新型MINIのハイパフォーマンスモデル「MINI ジョン クーパー ワークス」をガソリンモデルとバッテリEVモデルの2つのパワートレーンで提供することを発表。
ガソリンエンジンモデルのJCWはパワフルなエンジンと正確なシャシーで情熱的な走りを実現し、一方のEVモデルは瞬間的なトルクと敏捷性を兼ね備えた新次元のパフォーマンスを誇る。
ニュルブルクリンク24時間耐久レースやグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでのデビューなど、JCWプロトタイプは活躍を続ける見込みで、2024年秋に正式発表予定。
BMWは8月20日(現地時間)、MINIのハイパフォーマンスモデルである新型「MINI ジョン クーパー ワークス(JCW)」について、ガソリンモデルとバッテリEVモデルの2つのパワートレーンで提供すると明かした。
ガソリンエンジンモデルのJCWは、ゆるぎないパワーを発揮するエンジンと、正確無比なシャシーを備え、あらゆる場面で情熱を燃やすような走りを実現。バッテリEVのJCWは、瞬間的なトルクとJCWの特徴である洗練された敏捷性を組み合わせた、新次元のパフォーマンスを発揮するモデル。どちらもストリートからサーキットまで、エキサイティングで魅惑的なドライビングエクスペリエンスを実現するとしている。
新型MINIのJCWプロトタイプ(ガソリンエンジンモデル)は、2024年のニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦し、見事クラス優勝を達成。この勝利によって、卓越したパフォーマンスと耐久性の高さを証明。同時に今後のJCWの開発の方向性も見えてきたという。
一方、バッテリEVモデルのJCW Eプロトタイプは、世界的に有名な自動車イベントの1つ「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」でデビューを果たし、話題を集めた。
JCWプロトタイプの開発に携わっているのは、ニュルブルクに本拠を置くドイツの名門レーシングチーム「Bulldog Racing(ブルドッグ レーシング)で、このチームは2023年のニュルブルクリンク24時間レースでも表彰台を獲得するなど数々の実績を持っている。
なお、新型MINI JCWは2024年秋に正式発表を予定している。