今更聞けない!? 電動バイクとは、どんなバイクの事?

AI要約

電動バイクには電動スクーターとペダル付き電動バイクの2つの種類があり、それぞれの運転免許や装備に対する要件が異なる。

電動バイクの免許区分は定格出力によって決まり、異なる区分には原付一種、原付二種、中型免許、大型二輪免許がある。

ホンダ、ヤマハ、カワサキなどのメーカーから様々な電動バイクが販売されており、種類も多彩である。

今更聞けない!?  電動バイクとは、どんなバイクの事?

 さまざまなメーカーで販売され、話題に上がることの多い「電動バイク」は、その名の通り「電気で動く」バイクのことです。バッテリーを搭載し、電力でモーターを回して走行しているため、電動バイクにはエンジンが存在していません。また電動バイクには、いくつかの種類が存在しています。

 まず1つ目は「電動スクーター」。電動スクーターとは言葉通り、電気で動くスクーターのことです。電動バイクの種類の中では、このスクータータイプの数が多いと言われています。電動スクーターを運転する際は、ガソリンエンジンのスクーターと同様に運転免許が必要です。

 そして2つ目は「ペダル付き電動バイク」です。自転車と電動バイクの特性が合わさったものであり、さまざまある種類の中でも、ペダル付きの自転車に電動のモーターが搭載されているものが多くなっています。

 一見すると自転車のような見た目のペダル付き電動バイクですが、道路交通法では「原付バイクと同じ扱い」となっています。そのため、公道を走行する場合にはヘルメットの着用と運転免許が必要なほか、電動キックボードと同様に、ナンバープレートの表示と自賠責保険への加入が必須です。

 なお、ガソリンバイクは排気量によって免許の種類が変わりますが、電動バイクは定格出力によって区分が異なります。

 電動バイクの免許区分は、定格出力0.6kW以下が「原動機付自転車免許(原付一種)」、1.0kW以下が「小型限定普通二輪免許(原付二種)」、20kW以下が「普通二輪免許(中型免許)」、20kW超が「大型二輪免許」となっています。

 ホンダからは「EM1 e:」「ベンリィe:II」「ベンリィe:II プロ」「ベンリィe: I」「ベンリィe:I プロ」「ジャイロe:」「ジャイロキャノピーe:」の計7種類。そしてヤマハからは「E-Vino」「E01」の計2種類、カワサキからは「Z e-1」「NINJA e-1」の計2種類がラインナップされています。