旅行当日の朝に寝坊! 飛行機に乗り遅れたら、新しいチケットを買い直さないといけないの?

AI要約

旅行当日に飛行機に乗り遅れてしまった場合の対応について、離陸前と離陸後のケースを分けて解説。必ず迅速に航空会社や旅行代理店に連絡を入れることが重要。

離陸前なら手数料無料での便変更が可能な場合もあるが、正規ルートかディスカウントチケットかによって払戻手数料が異なる。

離陸後は変更が難しく、払戻手数料が発生することが一般的。LCCの場合はサービスの提供が限定されることもある。

旅行当日の朝に寝坊! 飛行機に乗り遅れたら、新しいチケットを買い直さないといけないの?

楽しみにしていた旅行なのに、当日の朝に寝坊! 飛行機に乗り遅れてしまうということは、絶対に起こらないとはいえない事態ですね。自己都合で飛行機に乗り遅れてしまうと、新しくチケットを買い直す必要はあるのでしょうか? 航空会社により対応が異なりますが、実際はどうなのか見てみましょう。

回答は1通りではなく、ケースバイケースです。私たちが必ずしなければならないことは「一刻も早く航空会社、旅行代理店、またはチケットカウンターに連絡を入れること」です。このアクションによって、その後の展開がいい方向に向かう可能性が上がります。

まず離陸前と離陸後では大きく状況が異なりますので、分けて考えましょう。

迅速に連絡を入れておけば、離陸前なら手数料無料で可能な便への変更を案内してもらえる可能性は高いでしょう。ただ購入ルートが正規なのか、ディスカウントチケットかによって変わる可能性はあります。

もし新幹線など別の手段で行くことにして払い戻しを決めた場合、正規ルートでの大手航空会社ならおおむね440円、ディスカウントチケットの場合は航空会社所定の定額または定率の手数料がかかります。

LCCは航空会社やチケットの種類によってさまざまです。規定された手数料を支払います。

一方、連絡を入れたのが離陸後であれば、基本的に、変更はできないでしょう。「離陸後も変更可能」とうたっている会社も見受けられますが、条件などが記載されていないか確認が必要です。

払戻手数料はチケットの種類・航空会社によって異なり、440円プラス運賃の20~100%、あるいは会社所定の定額を支払います。

「フラット・タイヤ・ルール」とは、事前に連絡しておくことで、次の時間帯の便に空席があれば、無料あるいは手数料のみで案内してもらえるサービスのことです。これは運送約款に定義されているわけではなく、航空会社による善意によるサービスで、LCCでは利用できない場合もあります。