年収400万円の夫が、将来はポルシェの「ケイマン」を買うと言っています。ポルシェは中古でも「500万円」くらいはしますよね? 維持費や自動車税も高そうで心配なのですが、本当に大丈夫なのでしょうか…?

AI要約

ポルシェのケイマンの価格や維持費について解説。

新車と中古車の価格差、維持費の内訳。

購入を考える際の参考情報。

年収400万円の夫が、将来はポルシェの「ケイマン」を買うと言っています。ポルシェは中古でも「500万円」くらいはしますよね? 維持費や自動車税も高そうで心配なのですが、本当に大丈夫なのでしょうか…?

高級なスポーツカーとして有名なポルシェですが、中でも「ケイマン」は美しいデザインと走行性能の高さで人気があります。しかし、年収400万円の夫が将来「ケイマン」を購入したいと言い出した場合、その現実性や維持費が心配になるのも無理はないでしょう。

そこで今回は、年収400万円でポルシェの「ケイマン」を購入できるのか、ケイマンの年間維持費や価格を解説します。今後ケイマンの購入を考えている人は、ぜひご覧ください。

ポルシェは高級車のため「並大抵の給料では、購入は難しい」と思う人もいるのではないでしょうか。ケイマンの中にも、718ケイマンやケイマンS、ケイマンGTS、ケイマンGT4があります。

ここでは、比較的リーズナブルだといわれている「ポルシェ 718ケイマン」の新車と中古車の価格を紹介します。

■新車

ポルシェジャパン株式会社の公式サイトによると、718ケイマンの2024年8月時点の新車価格は、948万円です。948万円は車両本体価格(税込み)であり、オプションやカスタマイズを加えると1000万円台になる場合もあります。

■中古車

ポルシェジャパン株式会社の公式サイトから認定中古車検索で、2024年8月時点の718ケイマンの中古車の車両本体価格を調べてみると、703万円~1228万円(税込み)でした。価格の差は約500万円と幅広いですが、中古車でも年式が新しく修理履歴がない車両や、走行距離が短い車両だと新車同様もしくはそれ以上の価格となります。

車を購入する際は、車両本体価格だけではなく維持費がどれくらいかかるのかを確認する必要があります。維持費には、税金や車検、燃料費、メンテナンス費用などが含まれます。

718ケイマンを購入した際の年間維持費の一覧は次のとおりです。

・自動車税:3万6000円(令和元年9月30日以前の初回新規登録の場合:3万9500円)

・自動車重量税:1万2600円(2年自家用乗用車の継続検査時・18年経過の場合)

・自賠責保険料:1万1500円(12ヶ月契約の場合)

・任意保険料:8万6500円(車両保険あり)

・ガソリン代:16万8182円(ハイオク185円/1リットル・燃費11km/1リットル・年間1万キロメートル走行する場合で計算)

・メンテナンス代:15万円

・駐車場代:9万6000円(月8000円の場合)

これらの維持費をトータルすると、56万782円です。なおこれらは一例で、ガソリン代やメンテナンス代、駐車場代、任意保険料によって変動があります。

また、メンテナンス代には、車検代やオイル交換代なども含んでいますが、予期せぬ事故や故障があった際は15万円以上かかる場合があります。