児童養護施設育ちから資産35億円を築いた男の極限節約生活…食費は月1万円、毎日胸肉ばかり食べ、最高の贅沢は週1回のカップ焼きそばだった

AI要約

生い立ちから資産35億円を築くまでの経緯について語られた。

種銭を作るために節約し、毎月20万円以上をインデックス投資に回す生活を続けた。

極貧生活を送りながらもお金が貯まっていく過程を楽しんでいたというエピソードがある。

児童養護施設育ちから資産35億円を築いた男の極限節約生活…食費は月1万円、毎日胸肉ばかり食べ、最高の贅沢は週1回のカップ焼きそばだった

 児童養護施設育ちから、資産35億円以上を築いたインフルエンサー「マサニー@資産35億円ニート」さんが大きな資産を築くための「種銭」をいかにして作ったのか、みんかぶマガジンTV動画にて語っていただいたーー。

ーーマサニーさんの生い立ちについてお聞かせください。

マサニー@資産35億円ニート

 僕は当初児童養護施設で育てられていましたが、その後は引き取られ、養父母のもとで育ちました。

 養父母の世帯年収はおそらく300万円くらいだったでしょうか。僕も入れてその年収でしたから、比較的カツカツだったのだと思います。でも僕はそれが「普通の生活」だと思っていたので、まったく辛くありませんでしたし、幸せでした。愛情を持って育ててくれた養父母には感謝しています。

 当然ながら学校はすべて公立で、その後、奨学金を借りて公立の大学に進学します。大学時代には、学費・生活費を貯めるためにアルバイトだけで月15万円程度は稼いでいました。平日夜間と土日祝日はすべてアルバイトに捧げた結果、大学費用はほぼ全額自分で支払うことができました。

 そんな生活をずっとしてきたために、「将来はお金に縛られない生活がしたい」「働きたくない」という思いを強く持って社会に出ました。当時は就職氷河期で、リストラも多発していた時期です。会社で一生働けるとはとうてい思えず、「とりあえず早く稼いでセミリタイアしたい」とその頃から思っていたんです。

 僕が就職した民間企業はややブラックな感じの企業で、残業は毎月60時間ほどありましたが、お給料はよかったので、働くのは全然苦ではありませんでした。

ーーどのようにして資産35億円を築くための投資の「種銭」を作られたのでしょうか。

マサニー@資産35億円ニート

 早くお金を貯めて仕事を辞めたかったので、まずは節約してお金を貯めることから始めました。給与から得られる手取り収入を最大限まで高めるために、食費は月1万円以内に抑えることにしたんです。

 基本は自炊でした。100グラム30円台の鶏の胸肉を3キロ分、月に1000円分買ってきて、たんぱく質は胸肉ですべて摂取していました。毎日胸肉ばかり食べていたのをよく覚えています。卵はもちろん特売で買います。パンの耳ももらってきて食べていました。飲料水はもちろん水道水です。

 週に1回の贅沢は、1つ70円程度の「日清焼そばU.F.O.」です。そこに激安の赤ウインナーを添えて食べるのが最高に美味かった。今でも当時を懐かしんで食べることもあります。野菜は高級食材なので、たまに「贅沢」として生野菜を食べるくらいしかできませんでした。

 もちろん、通信代や電気代なども極限まで節約していました。

 そんな極貧生活でも、お金が貯まっていくのが楽しかったので、全然辛くはありませんでした。預金残高を見ると頑張れるんですよね。逆にあれだけ頑張って貯めたお金を今は減らしているばかりなので悔しくも感じます(笑)。

 家族はいましたが、月の生活費は15万円ほどに抑え、毎月20万円以上はインデックス投資に回す生活を続けました。

 そんな生活を約15年続けたところ、なんとか5000万円ほどお金が貯まったんです。