利下げ時期が近づいている可能性=米セントルイス連銀総裁

AI要約

米セントルイス地区連銀のムサレム総裁は、FRBの利下げ検討時期が近づいていると述べた。

同総裁はインフレと雇用のバランスが変化し、金融政策の調整が必要かもしれないとの見解を示した。

最近のデータから、インフレ率が2%目標に回帰する見通しを示し、インフレ鎮静化に自信を持っていると述べた。

利下げ時期が近づいている可能性=米セントルイス連銀総裁

[15日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のムサレム総裁は15日、米連邦準備理事会(FRB)が利下げを検討する時期が近づいていると述べた。

ケンタッキー州ルイビルで開催されたイベントでの発言。同総裁は「インフレと雇用に関するリスクのバランスは変化したようだ。金融政策の調整が適切となる時期が近づいているかもしれない」と述べた。

また、最近のデータは自身のインフレ鎮静化に対する自信を裏付けたとし、今後はショックがなければ、インフレ率は時間の経過とともに2%目標に回帰するとの見通しを示した。