中国レノボ、4─6月は20%増収で予想上回る PC市場に回復兆し

AI要約

中国のPCメーカー大手、レノボ・グループが2020年4-6月期の決算を発表。売上高が20%増加し、アナリスト予想を上回った。

コロナ禍の影響で苦しんでいたレノボだったが、3四半期連続の増収を達成。世界のPC市場も回復の兆しを見せている。

純利益も予想を上回り、好調な業績を示しているレノボ。PC市場の回復が続く中、今後の動向が注目される。

中国レノボ、4─6月は20%増収で予想上回る PC市場に回復兆し

[北京 15日 ロイター] - パソコン(PC)メーカー大手の中国のレノボ・グループが15日発表した4─6月期決算は、売上高が20%増加した。世界のPC市場は2年間の低迷から回復の兆しを見せている。

売上高は154億ドルで、LSEGが集計したアナリスト予想の平均値141億ドルを上回った。

レノボは、コロナ禍後の減速の影響で5四半期連続の減収に苦しんだが、これで3四半期連続の増収となった。

世界のPC市場は回復の兆しを見せており、IDCのデータによると、2年近く減少が続いたが、今年第1・四半期に再び増加に転じた。

純利益は2億4300万ドル。アナリスト予想は平均で2億2294万ドルだった。