黒と金の組み合わせが最高にカッコいい!! 限定350台の[アバルト695]価格は550万円

AI要約

2024年5月いっぱいで日本向けアバルト500シリーズの生産が終了したが、最後を飾る限定車はアバルト創設75周年記念車で、内外装を黒で統一し、ゴールドのアクセントが特徴的だ。

世界限定1368台の内、日本には右ハンドル車250台と左ハンドル車100台が導入され、価格は550万円。洒落たボーイズレーサーとして愛された500シリーズへの最後のオマージュだ。

黒と金の組み合わせが最高にカッコいい!! 限定350台の[アバルト695]価格は550万円

 2009年の日本導入以来愛され続けたアバルト500シリーズだが、2024年5月いっぱいでF595&695の日本向けモデルの生産をついに終了した。惜しまれる声を後にしながらも、もちろんファンサービスは欠かさない。サソリから日本への最後の置き土産はアバルトの創設75周年を記念する台数限定モデルだ!!

※本稿は2024年7月のものです

文:大音安弘/写真:ステランティス ほか

初出:『ベストカー』2024年8月10日号

 最後を飾る限定車は、2024年2月に本国で発表されたアバルト創設75周年記念車だ。

 内外装を黒で統一した高性能な695コンペティツォーネのMTがベース。外装には、サイドストライプやルーフデカール、専用アルミホイールなどのゴールドのアクセントを加えた。

 内装では、サベルト製スポーツシートに専用刺繍が施される。

 メカニズムでは、フロントブレーキには、トリブートフェラーリ以来となる大径フローティングディスクで性能が強化された。

 世界限定1368台のうち、右ハンドル車が250台、左ハンドル車が100台導入される。価格は550万円だ。やんちゃで洒落たボーイズレーサーの最後を飾るに相応しい1台だ。