独占先行公開! BMW「M5ツーリング」がいよいよ17年ぶり復活へ V8ツインターボ搭載でパワーは700PS超

AI要約

BMW M5ツーリングが復活を果たし、新型は4.4L V8ツインターボエンジンとプラグインハイブリッドユニットを搭載した高速ステーションワゴンとなる。

M5ツーリングは17年ぶりに登場し、ボディ前部がフルヌードの状態でカメラに捉えられた市販型プロトタイプが発表された。

外観や内装、パワートレインなど多くの要素がアップグレードされ、新型は8月15日にワールドプレミアが行われる予定だ。

独占先行公開! BMW「M5ツーリング」がいよいよ17年ぶり復活へ V8ツインターボ搭載でパワーは700PS超

廃版となりある種のコレクターズアイテムと化していたBMW M5ツーリングが、いよいよ復活を果たす。新型は実用性を備えながら、4.4L V型8気筒ツインターボエンジンとプラグインハイブリッドユニットを搭載した高速ステーションワゴンとなる。BMWは現在、新型「M5ツーリング」を開発中だが、その市販型プロトタイプを、ボディ前部がフルヌードの状態でカメラが捉えた。

M5ツーリングは、1992年の「E34型」から2007年の「E61型」に設定されていた高性能ワゴンだ。しかし、この世代を最後に販売終了し、現在はコレクターズアイテムとなっている。しかし、17年の時を経ていよいよBMW 5シリーズ史上3台目となる新型「M5ツーリング」が誕生する。

このたびカメラが捉えたプロトタイプは、部分的に覆われたグリルの両側におなじみのヘッドライトを配置。バンパー下部には、角張ったエアカーテンとアグレッシブなインテークを装備するなど、M5セダンを彷彿とさせるレイアウトが見てとれる。

脚周りでは、軽量ホイールがブロンズキャリパーを備えた高性能ブレーキシステムでバックアップされ、ミシュランパイロットスポーツタイヤが組み合わされている。そのほかのハイライトでは、フラッシュマウントドアハンドルと、プラグインハイブリッドパワートレインを示唆する充電ポートだろう。また後部では、クワッドエキゾーストパイプをインストール、後部座席を折りたたんだときに最大60立方フィート(1700L)の荷物を収容できる実用的なトランクも見られる。

インテリアはセダンからほぼ引き継がれ、スポーツステアリングホイール、Mマルチファンクションシートを装備。これらに加えて、12.3インチのデジタルインストルメントクラスターと、14.9インチのインフォテインメントシステムが搭載される。

パワートレインは「XMラベル」を反映した4.4L V型8気筒ツインターボエンジンと、29.5kWhリチウムイオンバッテリーパックおよびデュアルモーターを搭載。8速オートマチックトランスミッションと組み合わされ、最新情報にれば最高出力727PS、最大トルク1000Nmと予想されている。

M5セダンでは、0~60mph (0~96km/h) 加速を3.4秒でこなし、オプションのMドライバーズパッケージを装備すると最高速は190 mph (306km/h)に達する。

M5ツーリング新型のワールドプレミアは、8月15日に予定されている。

【画像ギャラリー】BMW M5 ツーリング 新型 スパイショット