シニアスマホ調査 60代の約4割、70代の約6割が使いこなせていないと実感

AI要約

70代と80代のシニア層の約6割から7割がスマートフォンを使いこなせていないと感じていることが明らかになりました。

NTTドコモの調査では、60歳から84歳の対象者のうち、特に80代では男性よりも女性の方がスマホの使用に自信がない割合が若干高いことが示されました。

使いこなせていないサービスの中では、動画や映画の視聴、情報検索、健康や医療関連の利用が主な課題とされています。

シニア層にも急速にスマートフォンが普及するなか、70代のおよそ6割、80代ではおよそ7割がスマホを使いこなせていないと実感していることが民間の調査で分かりました。

 NTTドコモのモバイル社会研究所は60歳から84歳の男女1130人を対象に、所有しているスマホをどれぐらい使いこなせているかを調査しました。

 それによりますと、91%が所有している60代で使いこなせていない人は、男性が40%、女性が46%でした。

 83%が所有している70代では、男性が56%で女性が62%です。

 また、62%が所有している80代は、男性が70%で女性は男性より少なく67%でした。

 使いこなせていないサービスでは「動画・映画」が35%で最も多く、「情報検索」29%、「健康・医療」が24%で続いています。