ニューズ・コープ、豪有料テレビ子会社の売却検討

AI要約

メディア王ルパート・マードック氏のニューズ・コープが、豪州の有料テレビ子会社フォックステルを売却する可能性を検討中。

フォックステルは米ネットフリックスなどとの競争激化で4─6月期に5%の減益を記録。

ニューズ・コープはフォックステル売却により高コスト体質の事業を切り離す可能性があり、4─6月期の決算は11%の増益を達成。

ニューズ・コープ、豪有料テレビ子会社の売却検討

Byron Kaye Rishav Chatterjee

[シドニー 8日 ロイター] - 「メディア王」ルパート・マードック氏のニューズ・コープは、豪州の有料テレビ子会社フォックステルを売却する可能性があると発表した。外部から買収の打診を受け、現在、選択肢を検討中としている。

フォックステルは米ネットフリックスなどとの競争が激化しており、4─6月期は5%の減益だった。

売却が実現すれば、ニューズ・コープは高コスト体質の事業を切り離すことが可能になる。

ニューズ・コープの4─6月期決算は11%の増益。同社の豪上場株は、決算が予想を上回ったことやフォックステル売却の可能性を好感して7.6%上昇して引けた。