ライザップに「ステマ広告」で措置命令 消費者庁

AI要約

スポーツジム運営の「ライザップ」がインフルエンサーに依頼した投稿を「口コミ」と装って表示し、「ステマ」にあたるとして消費者庁から措置命令を受けました。

ライザップが運営するジム「チョコザップ」のホームページで、インフルエンサーに対価を支払いSNSの高評価を「お客様の声」として掲載していたことが発覚しました。

消費者庁は広告であることを隠して宣伝する「ステマ」や、24時間使い放題と宣伝しながら実際には一部の時間しか使えないことを指摘し、ライザップに再発防止を命じました。

ライザップに「ステマ広告」で措置命令 消費者庁

インフルエンサーに依頼した投稿を「口コミ」と装って表示したことがいわゆる「ステマ」にあたるとしてスポーツジム運営の「ライザップ」に対して措置命令が出されました。

 消費者庁によりますと「ステマ」の表示があったのは、ライザップが運営するジム「チョコザップ」のホームページです。

 インフルエンサーに対価を支払って投稿を依頼したSNSの高評価を「お客様の声」などと掲載していました。

 消費者庁はこれが、広告であることを隠して商品などを宣伝するいわゆる「ステマ」にあたるとして景品表示法違反で再発防止を命じました。

 合わせて、セルフ脱毛などのサービスを「24時間使い放題」とホームページなどに表示しながら実際には一部の時間しか使えないことも「優良誤認」にあたると認定しました。

 ライザップは「再発防止に努める」とコメントしています。