チョコザップ"24時間”、実際は時間制限 ライザップに措置命令

AI要約

簡易型トレーニングジム「chocoZAP(チョコザップ)」で24時間使い放題と謳っていたが、実際は利用時間が限られていたとして、消費者庁が景品表示法違反と認定し、措置命令を出した。

また、インフルエンサーに対価を支払って口コミを装って広告を掲載していたとして、ステルスマーケティング行為も認定された。

RIZAP(ライザップ)は再発防止策を講じるよう求められている。

チョコザップ

 簡易型トレーニングジム「chocoZAP(チョコザップ)」で「24時間使い放題!」とうたうセルフ脱毛やゴルフなどのサービスが、実際は利用時間が限られているとして、消費者庁は9日、景品表示法違反(優良誤認)と認定し、再発防止策を講じるよう運営会社「RIZAP(ライザップ)」(東京都新宿区)に措置命令を出したと発表した。命令は8日付。

 また、SNS(ネット交流サービス)などで影響力を持つインフルエンサーに対価を支払って依頼した広告にもかかわらず、チョコザップの自社サイトに口コミを装って掲載していたとして、景表法が禁止する、いわゆる「ステルスマーケティング(ステマ)」行為も認定した。【阿部絢美】