【2024年最新版】燃費がいい「軽自動車」ランキングTOP3!販売台数1位のN-BOXはランク外…
燃費のよい軽自動車ベスト3をご紹介。
スズキの車種が上位を独占し、特にマイルドハイブリッド搭載車が優れた燃費を実現。
最も燃費が良いのはスズキの「アルト」で、さまざまな機能も充実している。
本記事では燃費のよい軽自動車ベスト3をご紹介します。
単純に燃費の比較をするのであれば、ハイブリッドの普通車が軽自動車を上回ります。
しかし、軽自動車の場合は車両価格を抑える必要がある為、コストの高めなハイブリッドは不向き。そのため、比較的コストの低いマイルドハイブリッド搭載車が最も燃費の良い軽自動車となります。
ただし、マイルドハイブリッドを採用しなくても、軽量化やエンジン・ミッションの高効率化により優れた燃費を実現している軽自動車も。
どのような車種が上位にランクインするのか、さっそく見ていきましょう。
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軽自動車低燃費ベスト3の結果は次のとおりです。
・1位 スズキ アルト 27.7km/L
・2位 スズキ ラパン 26.2km/L
・3位 スズキ ワゴンR 25.2km/L
このようにベスト3はすべてスズキのモデルとなりました。
さらにベスト3圏外を見ても、4位にスズキ「ワゴンRハイブリット」と「スペーシア」。
6位に「ハスラー(HYBRID X / HYBRID G / タフワイルド)」が25.0km/Lとなっており、上位6車種がスズキ車で占められています。
ようやく6位に同率でダイハツの「ミライース」、7位に日産の「デイズハイウェイスター」と姉妹車の三菱「eKクロス」23.3km/L。
9位にホンダの「N-WGN」、10位 ホンダ「N-ONE」というベスト10になります。
これは軽量・高剛性のプラットフォームによる軽量化と、スズキ独自のマイルドハイブリッドによるもので、現在は他車がこれらスズキの車種に追い付いていないのが現状です。
軽自動車の中で最も燃費が良いのはスズキの「アルト」で、WLTCモード燃費27.7km/Lを達成したグレードはHYBRID XとHYBRID Sの2WD車でした。
2021年12月に登場した現行モデルの「アルト」は、減速時のエネルギーで発電・充電し、無駄な燃料消費を抑える「エネチャージ」を採用。680kgという軽量・高剛性を両立したプラットフォームによって25.2km/Lという低燃費を実現しています。
そしてISG(モーター機能付発電機)とリチウムイオンバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッド搭載車は、軽自動車ナンバー1の27.7km/Lという燃費性能を達成しています。
なお「アルト」はマツダ「キャロル」としてOEM供給され、「キャロル」も「アルト」同等の燃費性能となっています。
●スズキ アルト 燃費以外の特徴
スズキ「アルト」の燃費以外の特徴についても見ていきましょう。
「アルト」のインパネには、スズキ国内初となる7インチのディスプレイオーディオを採用。バックアイカメラや全方位モニターの映像を表示できるなど、さまざまな車両情報の確認、ヘッドアップディスプレイへの交差点案内などの表示も可能としています。
また、スマートフォンとの連携によるナビ表示、音楽の再生など、充実した機能を搭載しています。
また「A」グレードの2WD車は、106万4800円という国産乗用車最安価格でもあります。