小林製薬、健康被害問題で紅麹事業からの撤退を表明 引き続き原因究明など対応へ

AI要約

小林製薬は紅麹を使った商品に関する健康被害問題を受け、紅麹事業からの撤退を表明した。

319件の死亡に関する相談が寄せられ、1万件を超える健康被害の相談がある。

小林製薬は製造・販売する紅麹関連商品からの撤退を決議し、被害者や取引先への補償などの対応を進める。

小林製薬、健康被害問題で紅麹事業からの撤退を表明 引き続き原因究明など対応へ

 紅麹を使った商品をめぐる健康被害問題で、小林製薬は「紅麹事業から撤退する」と表明しました。

 小林製薬が製造・販売したサプリメント「紅麹コレステヘルプ」などをめぐっては、8月4日の時点で319件の死亡に関する相談があり、このうち107件が死亡の因果関係を詳細に調査する対象となっています。また、健康被害の相談は1万件を超えています。

 小林製薬は、8日の取締役会で紅麹関連商品の製造・販売事業から撤退することを決議したと、先ほど会見で明らかにしました。

 また小林製薬は、引き続き被害者や取引先への補償や原因究明などの対応を進めるとしています。(ANNニュース)